お客様の声
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株式会社FROM JAPAN様
カスタマーサクセス部部長:森川 茂
マーケティング&Webオペレーション部マネージャー:折原 聖
同部チーフ:施 佳瑩

株式会社FROM JAPAN様
カスタマーサクセス部部長:森川 茂
マーケティング&Webオペレーション部マネージャー:折原 聖
同部チーフ:施 佳瑩
日本の商品を世界に届けるグローバルな購買 代行サービスを提供する株式会社FROM JAPAN。今回はカスタマーサクセス部部長の森川 茂様、マーケティング&Webオペレーション部マネージャーの折原 聖様、同部チーフの施 佳瑩様にお話を伺いました。
物流会社の選択肢を広げコロナ禍を乗り切る
——企業プロフィールを教えてください。
森川様:弊社の業態は広い意味で捉えると越境ECになりますが、海外のユーザーに代わって私たちが商品を購入して発送する購買代行サービスを提供しているのが特徴です。
創業は2004年で、業界としては非常に長くやらせていただいています。古くからのロイヤルユーザーにリピートで買っていただくことも多いですね。規模は日本最大級です。
日本の商品は世界から支持されていて、購入を希望する方がたくさんいます。世界中の人たちが早く、安く、安全に商品を手に入れられるよう、ECMSジャパン(以下、ECMS)などの物流会社にご協力いただいて発送しています。

——どのような商材をどんなプラットフォームで販売していますか?
森川様:日本国内向けにECで販売していて航空危険品や各 国の法令該当品などでなければ、ほぼ全て購入できます。人気があるのはアニメや漫画のグッズ、ゲーム、アパレルですね。意外なところでは、自動車やバイクのパーツも売れています。
サイトに関しては、見た目は一般のECサイトと同じですが、10言語に対応しています。日本語と英語のほか、中国語の繫体字と簡体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、イタリア語ですね。通貨も幅広く対応しています。
——いま利用している物流サービスの利用期間、規模、主な仕向地を教えてください。
森川様:国際宅配便のサービスを利用しています。ECMSの利用を始めたのは2020年の6月からです。弊社ではいろいろな物流会社を使わせていただいており、配送料やスピード、得意な仕向地などを比較して購入者が選べるスタイルになっています。その中にECMSも入れさせていただいているという 状況ですね。
弊社は倉庫もカスタマーサポートも自社でやっています。ですから、いろいろな声が私たちのところに届きます。その声をきちんと実現させる体制が整っていることも弊社の強みですね。梱包についても、届いた声をもとに改善していきました。
出荷量については、ユーザーの数ではアメリカが一番多いです。東アジアや東南アジアも多いですね。ECMSに関して言えば、中華圏の香港と台湾が特によく利用されています。あとはシンガポール、マレーシア、タイも伸びていますね。ECMSはアジア向けの配送に強いですが、アメリカ向けも一部出荷しています。
——ECMSをご利用いただく前は、物流面でどのような課題がありましたか?
森川様:ECMSの利用を始めた昨年6月は、世界的な感染症拡大の影響を受けて大手物流会社の配送サービスが停止したり、配送料の値上げなどが起こりました。コロナ禍での配送が課題となっていた中で、私たちが強化したい場所とECMSの強い仕向地がマッチしました。
現在のこういった状況を踏まえると、物流会社の選択肢を広げることは、ユーザーだけでなく弊社にとってもメリットがあると思っています。

ユーザーは安心して商品を受け取りたい
——ECMSを利用して良かった点や導入効果を教えてください。
折原様:ユーザー目線で考えるなら、配送の選択肢は多いほうがいいですよね。それと、やはり料金は重要で、実際に安い配送会社を選ぶユーザーが多いです。その点、ECMSは安い上に早く届くので、ユーザーにとっては選びやすいのではないでしょうか。
森川様:安心して商品を受け取れるかというのも、購入者にとっては気になるポイントです。「このサービスを知っている」という安心感が購買につながることもあります。ECMSは台湾などの中華圏で知名度がありますから、ユーザーにとって耳馴染みのある物流会社さんが選択肢に加わったことも良かった点だと思っています。
先ほども話しましたが、弊社ではおもちゃ、ゲーム、ファッションなどを扱うことが多いので、傾向でいうと低重量帯のニーズが高いです。ECMSは低重量帯に強くて、その点も助かっています。
——ECMSに今後期待することはありますか?
森川様:ECMSに限らず、物流業界全体に期待したい部分なのですが、安定的な物流の供給を期待したいです。コロナの事情などがあって世界中で政情不安が続いているのは理解していますが、「この国へ配達できなくなった」とか「配達完了までにものすごく時間がかかる」となると、ユーザーはびっくりしたりがっかりしたりしてしまいます。
あとは、やはり価格ですね。送料無料を望むユーザーが多い中で、送料はできるだけ安く提供したいと思っています。どのように送料を下げていくかについては、今後いろいろご相談させていただきたいですね。
——貴社の今後の展望をお聞かせください。
森川様:弊社は「FROM JAPAN」という名前の通り、日本のものを世界の皆様に届けるビジネスをしています。コーポレートサイトにもすでに記載しているのですが、今後は「世界のものを世界へ」とレベルアップさせたいと考えています。日本にとどまらず世界に出ていくことが弊社の想いです。
折原様:日本のものを世界へ送る時には、通関、決済、言語など、いろいろなギャップやミスマッチがあるのですが、視点を広くして「世界のものを世界へ」とした時にも、同じようなミスマッチやいろいろなハードルが出てきます。
ですが、弊社が17年間で積み重ねたさまざまな経験を活かせば、どこの国の商品でも代理購買できます。わかりやすく言うと、代理購買の領域を広げるイメージですね。
施様:日本の商品は品質が良くて偽物が少ないですよね。弊社では海外のお客様の代わりにオークションにも参加しますが、保存状態の良いものが多いと感じます。今後は、世界から注目されている日本の商品を届けるだけでなく、世界中の商品を必要な人の手に届けたいですね。
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